AGAや薄毛の検査方法は?

AGAや薄毛の症状でクリニックを受診すると、多くの場合、最初に詳しい検査が行われます。

薄毛にはいろいろなタイプがあり、治療を始めるに当たっても詳しい情報が必要になります。

検査ではその方の体調はもちろん、なぜ薄毛の症状があらわれているかが分かる場合があり、治療効果を上げるためにも検査は有益なアプローチです。

クリニックで行われている検査方法は施設ごとに違いますが、代表的なものを少しご紹介してみましょう。

例えば多くのクリニックが実施しているのが遺伝子検査です。

薄毛の原因として増えているAGAなどは、遺伝子の塩基配列を調べることで大よそのリスクが分かります。

このような塩基配列を、その方の組織を採取して調べるのが遺伝子検査の1つの方法です。

特に多いのが、血液を採取して遺伝子の状態を調べる血液検査です。

血液検査の場合は、肝臓や腎臓を始めとする内臓の機能も同時に調べられるという利点があり、AGAのチェックだけでなく治療薬を使用できる状態かどうかという点まで調べられます。

血液には多くの情報が含まれていることから、AGAや薄毛治療を行うクリニックでも血液検査を最初に行ってから治療をスタートするケースが増えています。

また、一部のクリニックで実施しているのが、毛髪のミネラル検査です。

この検査では、毛髪に含まれているミネラルの量や種類を調べます。

こういった情報からも、その方の体調はある程度把握が可能です。毛髪の検査で栄養状態やミネラル分のバランスなどが分れば、薄毛の原因究明にも役立ちます。

毛髪のミネラル検査はわずかな量の髪の毛を採取するだけでできますので、血液検査と合わせて行われることが多いです。

体に害を及ぼす重金属などが蓄積していると、こういった検査の結果にもあらわれてきます。

薄毛の原因を正確に押さえるためには、さまざまな面からアプローチをすることが必要になるのです。

検査キットを使ってAGAのリスクをチェックする

AGAのリスクを調べる血液検査は、検査用のキットなどを使用して自宅で行うこともできます。

実際、クリニックを受診する時間がない方は、このような検査キットを利用して薄毛の原因を自身で調べている場合があります。

検査キットを利用する方法では、血液の採取などは特に必要なく、口の中の粘膜を綿棒でこすり取るといった簡易な方法で組織を採取するのが1つの特徴です。

痛みもなく自分で簡単に行えるため、検査キットを利用してAGAのリスクをチェックする方法は注目されています。

治療前に実施する検査の結果は、どのような薬を使って治療していくかを決定する際にも大きな参考になります。

AGAの場合には、DHT(ジヒドロテレトステロン)と呼ばれる物質の生成を減らすために特殊な治療薬を使用するのが一般的です。

現在では、こういったAGAの改善に効果が期待できる薬が幾つか登場しており、治療でもよく使われています。

ただ、その方がAGAでない場合は、このような治療効果の高い薬でもメリットが得られない可能性が高くなります。

AGAは一般的に男性に多く、女性の薄毛の場合はDHTとは異なる原因が考えられます。

また、薄毛に悩む男性の中にもAGAのリスクが少ない方が実際に見られますので、検査で正確な情報を得ることは半ば不可欠となっている状況です。

AGAの治療薬は稀に副作用が起こるのが難点であり、使用する方の内臓の状態によっては使用を控えた方が良い場合もでてきます。

例えば、肝機能や腎機能に問題がある方は、医師も治療薬の使用をしばし見合わせる場合があります。

副作用のリスクを減らす上でも大きな役割を果たしているのが、事前の検査と言えるでしょう。

安全に薄毛対策を進めるためにも、治療を受ける前には面倒がらずに検査を受けておくことをおすすめします。