AGAと生活習慣病の密接な関係とは?

現代病とも呼ばれる生活習慣病は高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満を代表とする一連の疾患を示しています。

生活習慣に原因があって発症しやすく、互いに増悪し合ってしまいやすい傾向があるのが特徴です。

そして、その合併症として動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの命のリスクにも関わるような疾患もよく知られるようになり、対策をするのが重要という認識が広まってきました。

このような生活習慣病は実はAGAとも深い関わり合いがあります。

平たく言ってしまえば生活習慣病に悩まされるようになるとAGAが発症しやすくなり、逆に生活習慣病対策をしているとAGAの予防になる可能性があるのです。

生活習慣病としての代表格の高血圧と糖尿病と脂質異常症

生活習慣病として代表的な高血圧、糖尿病、脂質異常症に共通しているのは血管の状態を悪化させてしまうことです。

高血圧になると強い圧力に耐えられるように血管が肥厚しやすくなります。

糖尿病になると血糖値が上昇してしまいますが、血液中のブドウ糖が血管壁を糖化していくことによって老化が進んでいってしまうのも事実です。

また、脂質異常症になっているとLDLコレステロールが増えて血管壁に沈着してしまったり、中性脂肪が血管壁に付いたりしてしまうことが増えます。

全体として血液の組成も悪化して流動性が低下しやすく、血液の流れが悪くなってしまうのがこのような疾患による影響として知られていることです。

これがAGAと関連しているのは頭皮での血行が悪くなってしまうことにつながるからです。

頭皮には細い毛細血管が張り巡らされていますが、ドロドロになってしまった血液は流れにくくて栄養や酸素を行き届かせることができなくなります。

さらにコレステロールや中性脂肪などが原因で血栓ができると毛細血管に詰まってしまいやすく、血流が完全に止まってしまうこともあるのです。

このような状況になると髪の毛を成長させたいのに栄養や酸素が不足してしまって髪の毛の成長が止まることになります。

AGAの原因の一つとして栄養不足が問題になっていることがよくありますが、その状況をさらに悪化させてしまうのが生活習慣病なのです。

生活習慣病の改善はAGA予防につながる

逆に生活習慣病のいくつかにかかってしまっているというときには改善のために取り組むことでAGAも同時に予防することが可能です。

食生活の見直しや運動の習慣を作ることはAGA対策としても有用とされています。

栄養バランスが取れている食生活を送ることにより髪の毛を成長させるのに欠かせないタンパク質やビタミン、ミネラルなどを広く補うことが可能です。

また、運動をすることによって全身の血行をよくする習慣を作ると毛細血管にもよく血液が行き届くようになります。

食事によって得られた栄養が頭皮に運び込まれやすくなり、育毛が促進されるのです。

また、運動によって新陳代謝が良くなると髪の毛も伸びやすくなるというのも確かであり、このような習慣を作って生活習慣病の対策を行うのはAGA対策としても合理的と言えます。

AGAの悪化の原因となるストレス

また、AGAと生活習慣病の悪化に直結する共通要素としてストレスがあります。

ストレスによる脱毛はAGAの症状を悪化させる要因となるだけでなく、ホルモンバランスの乱れを引き起こすことによってAGAを進行させてしまうリスクもあるのは事実です。

一方、ストレスが原因で起こる自律神経系の乱れは様々な生活習慣病を引き起こす原因となることが知られています。

ストレス対策のために息抜きをする習慣を作ったり、ストレスをできるだけ避けたりする生活を送ると両方に同時に対策することが可能です。

このように生活習慣病とAGAは密接な関係にあるため、どちらも同時に予防と改善を心がけるに越したことはありません。